労働安全衛生規則第567条において、強風や大雨等の悪天候時や中規模以上の地震が発生した後は、作業を開始する前に、床材の損傷や取付、接合部の緩み、手すりの脱落などが無いかを点検し、異常があった場合には直ちに補修しなければならないとされています。

地震の大きさは震度4以上、強風は10分間の平均風速が毎秒10m以上の風、大雨は1回の降雨量が50o以上など、通達で出されており、基準が明確に示されています。

建設業は、天候によって工事の進捗状況が変わってきますが、地震や強風があった場合には、まずは点検を行って安全確認をすることが重要であると考えます。