2013年12月18日
平成24年の働く女性の実態とその特徴を明らかにするとともに、
今後ますます高齢化が進み、働きながら介護を担う男女労働者の増加が見込まれる中、
家族を介護する労働者の仕事と介護の両立についての現状と課題について掲げられております。
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◇ 労働力人口
・平成24年の女性の労働力人口は2,766万人と前年に比べ2万人減少。
(男性の労働力人口は3,789万人と前年に比べ33万人減少。)
・年齢階級別の労働力率は「25〜29歳」(77.6%)と「45〜49歳」(75.7%)を
左右のピークとし、「35〜39歳」を底とするM字型カーブを描いているが、
M字型の底の値は0.7ポイント上昇し67.7%。
◇ 仕事と介護の両立について
・総務省「人口推計」によると、65歳以上の高齢者人口は平成24年10月1日現在で3,079万人、
高齢化率は24.1%と、5人に1人が高齢者という「超高齢社会」に突入している。
・女性の介護者数は、平成3年の244万2千人から平成23年の415万4千人と1.70倍に増加。
(男性は112万3千人から267万5千人と2.38倍に増加。)
・同居の主な介護者の仕事の状況の構成割合は以下のとおり。
@ 仕事なし:57.6%
A 一般常用雇用者:17.0%
B 自営業主:7.4%
C 家族従業者:6.4%
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今後の労働力人口を考えたときに、女性や高齢者を活用しなければならないことは明白です。
育児と異なり、介護はいつまで続くか不透明な部分があるため
企業も従業員も仕事との両立が難しいと考えているようです。
育児と同様に時短勤務や残業をしない等、働き方を見直すことで仕事と介護の両立を図れることもあります。
まずはできることから取り組んでみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらをご確認下さい。