平成24年度の労働者健康状況調査の結果が発表されました。

長時間労働に対する取組やメンタルヘルスケアに関する状況とその取組など、
さまざまな視点から調査が行われています。

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【1ヶ月あたりの時間外・休日労働の状況】

・100時間を超える労働者がいた……4.7%(昨年:7.6%)

・80時間を超え、100時間以下の労働者がいた…9.6%(昨年:9.8%)

・45時間を超え、80時間以下の労働者がいた…30.6%(昨年:28.4%)


【メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業又は退職した労働者の状況】

・休業又は退職した労働者はいない……91.9%

・休業又は退職した労働者がいる……8.1%


【メンタルヘルスケアの取組有無の割合】

・取り組んでいる……47.2%

・取り組んでいない……52.8%
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メンタルヘルスケアの取組として、
地域産業保健センターを利用したメンタルヘルスケアの実施が挙げられています。

この地域産業保健センターでは、労働者数50名未満の事業所に対して

『健康診断結果に基づく医師の意見聴取』
『脳・心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導』
『メンタルヘルス不調の労働者に対する相談・指導』
『長時間労働者に対する面接指導』

といった産業保健サービスを無料で受けることができます。


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