去る2月22日、平成22年の賃金構造基本統計結果が公表されました。
この統計は、平成22年6月分の賃金等について7月に行われた調査結果です。

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◇賃金の推移◇    

男女計 296.2千円(前年比 +0.6%)
           
男性  328.3千円(前年比 +0.5%)
           
女性  227.6千円(前年比 −0.2%)

◇企業別賃金・男性◇ 

大企業 382.9千円(前年比 +1.3%)
           
中企業 316.7千円(前年比 +0.2%)
           
小企業 285.3千円(前年比 −0.5%)

◇企業別賃金・女性◇ 

大企業 254.6千円(前年比 +1.2%)
           
中企業 227.3千円(前年比 −1.0%)
           
小企業 206.8千円(前年比 −0.5%)

◇雇用形態別◇    

正社員   311.5千円(前年比 +0.4%)
           
正社員以外 198.1千円(前年比 +1.8%)


4年連続で下降していた男女計の賃金額も、今回の調査でようやく0.6%アップとなり、
久しぶりに明るい兆しが見えた結果となりました。
しかしながら従業員100人未満の小企業については男女共に賃金が下降しており、
依然として厳しい状態であることが明らかとなりました。

視点を変えて雇用形態別に見てみますと、正社員以外の賃金額の上昇率が目立ちます。
企業としては、比較的賃金の安い非正規雇用者を出来るだけ活用していこうという
姿勢が窺い知ることができます。

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日本全体の景気が回復するまで、まだまだ時間がかかるかもしれませんが、
今回の統計でわずかではありますが、大企業を中心に良い傾向も見られました。
中小企業についてはこれから、といったところです。
賃金だけではなく、その他の何かで従業員たちの働く意欲を高める工夫が必要になるでしょう。


詳しい統計結果はこちらをご覧下さい。